
コーディング支援のために Gemini の有料プランに加入してからというもの、「せっかく払っているんだから」と、いろいろな場面で AI を使うようになりました。
住宅ローンの返済計画を提案してもらったり、花粉症や口内炎がつらいときにすぐできる対策を教えてもらったりと、大活躍です。 ただ、少し視点を変えると、こうした AI とのやり取りは検索エンジンとは比べものにならないほど、企業にとって“おいしい”データなんですよね。個人のファイナンスや心身の状態が丸見えになるわけです。
そうなると、AI の回答に商業的なアプローチが入り込んでくる未来も十分あり得ます。
「薄毛に悩むあなたには〇〇がおすすめです」 「〇〇では期間中 PC パーツが 15%OFF です」
──こんなふうに、薄毛の相談をした瞬間に効果てきめんの育毛剤を勧められたり、PC パーツのスペックを聞いたタイミングでセール情報を差し込まれたりしたら、さすがの私も少し気持ちが揺らいでしまいます。
フェアではないという意見もあるでしょうから、今の Google 検索のようにスポンサード枠として別表示になるとは思いますが、それでも資本が介入してくる未来を想像すると、ちょっと気持ちが萎えます。 あまりワクワクしない未来ですが、少なくとも無料枠はいつかそうなっていくのだろうなと感じています。
真の意味で無料などというものは存在しないのです。自由を手にするためにお金を払う、というのも変な話ではありますが。