ORECHIGOKU

ひとこと

信頼できる情報源から入手したとされる根拠の無い情報によって、私達の心は、少しずつではあるけれど着実に、まるで万力のようにギリギリと、無自覚なままに蝕まれているのです。そのことに気づいてしまった私は、厳しい現実から逃げるように乳首ヶ丘の高台に登り、かつて過ごした穏やかな人たちとの日々を思い起こしています。その思いはいつか風に乗り、かつての信頼できる情報筋の人々の耳まで届きます。平穏だったはずの日々は、情報筋の人たちによって都合よく加工され、人々の食卓へと届けられます。それを口にした皆様の心はまた、ジワリジワリと蝕まれていくのです。

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このページと管理人について

H.B.ストラス
流浪のWEBクリーチャー。
世紀をまたいでなおもしぶとく続いている何だかわからない雑文が日々ダラダラと書き加えられていくというあまりエコ的な観点からするとエコではないサイトだかページだかマァなんて表現したらよいのかよくわからない今日この頃です。そんな感じでよくわからない人間がやってます。むしろ分ろうなんてしなくてイイんです。皆さんにはきっと他にもやるべきことがたくさんあるはずです。
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お知らせ

  • 画面を少し横長にしたり、ソースをキレイにしたり、画像をいろいろ変えました。<2017.03.5>
  • 気が付いたら表示が崩れていたので、少しスタイルシートを直しました。<2016.01.27>
  • ブツクサを右に。3カラムにしてみました。昔の雑なコーディングに悪戦苦闘。<2014.09.16>
  • ブツクサ言い始める。<2011.06.19>
  • 取り敢えず再公開。<2009.12.26>
  • さらに面倒くさくなったのでブログシステム的なものを導入しました。<2009.12.24>
  • 面倒くさい部分はDreamweaverさんにやって貰うことにしました。たまにはツールに頼ることも大切ですよね。そして思っていたよりもカシコイ<2009.1.14>

雑記

2017年08月16日(水) 背徳のススメ
文章を書くということに関しては手書きのほうが良いという意見があります。
ノートに書き出すと自分自身の考えが整理できるというのです。

思いついたことは左側のページにだけ書いて、あとでおウチで右側を補完しましょうとか、色に自分なりの意味をもたせ、蛍光ペンでカテゴライズして検索性を高めましょうとか、世の中には様々なテクニックが存在しているようです。

また、そういったテクニックを紹介する「ノート術」「手帳術」を特集に組んだ雑誌が定期的に刊行されているようです。

一方で、スマートフォンを使ってメモを取ったり文章を書いたりという人も増えてきているようです。「Evernote」や「OneNote」など、クラウド同期型のメモサービスを利用すれば、スマホで思いついたことをメモしておいて、あとでPCで閲覧することもできるし、続きを書いたり検索したりすることもできるという、非常に合理的なやり方です。

少し初心者向けのパソコン雑誌や、スマホやMacを格好良く使いこなすことを標榜とした雑誌なんかでは、こちらの特集が多く組まれているようです。

どちらにしても「アイデアをメモ」する、「スケジュールを管理する」といった特集が、世の中では定期的に組まれているというところを見ると、アナログ・デジタルを問わず、こういった「手帳術」といった記事が、いわゆる男性・女性誌で組まれる「ダイエット特集」のように「はずれない」ネタとして重宝されているということなのでしょう。

これから先、世の中が高齢化していったならば「ダイエット特集」よりも「膝の痛みをやわらげる特集」に関する見出しの方が雑誌の特集では多くなるかもしれません。
その頃「手帳術」は「エンディングノート術」に。
死後の目標設定とかも書かなくてはいけない時代が来るかもしれません。なりたい遺体像を描いて。そして目標を達成するまでのプロセスを蛍光ペンで色分けしたりするのです。

さておき。

かくいう私も駆け出しサラリーマンだったころには、「デジタルに記録する」ということにかなりの情熱を燃やしておりました。
そのための端末は電子手帳、或いはPDAと呼ばれ、PCショップではノートパソコン売り場の脇にこっそりと販売されていました。通信機能もついておらず、使っている人を町中で見かけることは、河川に迷い込んだアザラシを目撃するくらいに珍しいことでした。堂々と人前で使うというのは非常に勇気がいる行為でした。

私もとにかくそのころは、何か思いついたことがあれば、背徳的な秘密結社のようにこっそりと誰にも見つからないように、肩で隠すように端末の感圧式タッチパネルをコツコツと鳴らしながら、一生懸命文字を書いたものです。そして夜な夜な母艦のPCとケーブルで繋いでは、テキストファイルを吸い出したり、カレンダーが更新されたりするのを見て、ムフフとニヤけるような、そんな無駄極まりない日々を送っておりました。

しかし、世の中はすっかり様変わりしました。先日、ふと移動中の電車内を見回したところ、ほぼ総ての人間がスマートフォンを覗いていることに気が付きました。十数年前は背徳的な秘密結社的行為だったはずの小さな画面を覗き込むという行為に、気がついたらほぼすべての人間が取り込まれていたのです。立っている人も座っている人も、老若ニャンニョ総てです。

陳腐な表現になってはしまいますが、こんな時代が来るとはその頃は想像もしていませんでした。

と言った意味も踏まえまして、最近、移動中は文庫本を読むことにしています。
いつかまた、秘密結社に入る日を夢見て。
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